旧身体美学ブログ アーカイブFhysical Aesthetics

2006年5月

チェルノブイリ報道 5月4日

同原発事故の持つもう一つの意味

チェルノブイリ原発事故から二十年。
改めて事故を検証する動きが多々見られる。
筆者の印象では、事故の恐ろしさがおおむね最大の焦点。
ひいては原発の危険性の検証。

しかし同事故の重要な意味はそれだけではない。
重大な歴史的意味を含んでいる。
事故の恐ろしさと同時に共産主義の欠陥も暴いた。

システムが満足に機能していなかった。
本質的な欠陥が表面化した事故だった。
小さな事故なら隠蔽されただろう。
だが原発だったために、恐ろしい結果に発展。

広大な地域に放射能をまき散らした。
もはやごまかすことはできない。
原発の暴走エネルギーは国家に襲いかかったのだ。

同事故を契機にソ連は一気に崩壊に向かう。
とりもなおさず共産主義の崩壊である。
宗教とも言われた二十世紀を揺り動かしたイデオロギー。
世紀末を前に幻想から覚めるがごとく終焉していった。

冷戦の終結によって平和がくると勘違いした人々がいた。
だが現実に起きたことは民族紛争、内戦の続発。
勝利したはずの米国もテロや戦争で多くの犠牲が出ている。
世紀が変わっても文明の本質は何も変わっていない。

危うい?亀田兄弟 5月7日

ボクシング界のスター候補、亀田兄弟の話題が目につく。
まだ本当に新人なのにすでにスター扱い。
兄弟は本当に前途洋々なのだろうか。
はっきりいって危ういものを感じる。

もっと時間をかけてじっくり育てるべきでは。
キャリアを積む間もなく世界挑戦はあまりに性急。
世界の強豪と多く試合をして結果を出してから考える。
これが本来の道筋であり、王道だ。

世界の一流選手の多くはアマチュア経験を持つ。
だがプロになってもそんなに早くは世界を狙わない。
世界には確かに兄弟で世界王者になった例もある。
だが等しく才能があることは稀。

世界がそんな甘い訳ないのだ。
なんか冷静な思考が感じられない。
あるいはテレビ局にのせられているだけか。

世界の強豪と多く対戦して経験を積む。
本物の強い王者になるには結局それが一番の近道。
でなければ一時うまくいってもその先が怖い。
ボクシングであろうが何であろうが。

若いのになぜそんなに急ぐのだろうか。
あの堀江氏を連想してしまう。
マスコミが派手に持ち上げるときこそ注意が必要だ。

無敵?トヨタ 5月11日

GM(ゼネラルモータース)は米国の代表的企業。
米国経済の力を象徴するような存在だった。
トヨタはおよそ半世紀、GMを目標にしてきた。

だが世紀の変わった今、主役は交代しつつある。
GMはかつての輝きを失いつつある。
他方トヨタは高い潜在力を維持し続けている。
GMとは数字では分からない勢いの差が歴然。

もはや誰もトヨタを止められない?。
基幹産業だけにトヨタの存在感が持つ意味は大きい。
成り上がりのIT企業などとは訳が違う。
「三年で世界一」なんて某企業のような軽薄さはない。

勢い、盤石さは当面衰えそうにない。
IT企業は劇的急成長があるが、その分水物の要素も強い。
新しい技術が登場すると交代も早い。
半世紀かけて築いたトヨタの基盤は半世紀は持つ?。

叶姉妹写真集?? 5月13日

妹の写真集が売れているのは事実らしい。
筆者はこの姉妹をほとんど話題にしてこなかった。
基本的に興味ないからだ。

しかし写真集が異例の人気だとしたらもはや社会現象。
無視していられない。
筆者自身は興味ないのだから、ただでもいらない。
どういう水準か見なくても分かる。

筆者がヌードで記憶に残るのはマドンナやカタリナ・ビット。
世界的な話題になったからだ。
筆者はマドンナのヌード写真集も興味はなかったが。

唯一興味がわいたのはフィギアスケートの元女王、ビット。
米プレイボーイ誌が大金を積んで口説いた結果だった。
同誌は本来そういうことをしないのだが。
高水準の専属のプレイメイトを擁しているからだ。

ビットの美を、何としても紙面に飾りたかったのだろう。
同誌のヌードはあくまで美を追求したもの。
同誌は基本的にスキンマガジン(エロ本)ではない。

対象としている読者層は大人の紳士。
ヌードは一部であって硬派な記事も少なくない。
同誌率いるヘフナーは、ライバル誌のヌードを批判していた。
ペントハウス誌の下品なヌードはポルノだと。

因みに欧米ではマドンナの写真集を販売拒否した書店もあった。
反道徳的という理由である。
売れさえすれば山積みにする日本の書店では考えられない。
最近はコンビニでも成人誌と一般誌を分離するようになったが。

叶姉妹の写真集が売れているというのは文化水準の表れ。
日本人の美意識を如実に反映している。
米プレイボーイ誌は世界に輸出されている。
> 日本の写真集は東アジアどまりである。

人気低迷巨人戦 5月18日

巨人戦が視聴率上位ランキングから完全に消えた。
去年のように巨人が低迷している訳ではない。
まったく逆で開幕ダッシュに成功。
ずっと首位を走っている。

かつてはランキング上位の常連だったのに。
こうなるととても一時的な現象とは思えない。
> 前にも書いたが構造的な変化と言わざるを得ない。

ではプロ野球自体の人気が落ちているのか。
WBCは高視聴率だった。
大リーグでの日本選手への関心も高い。
単純に野球の人気が落ちているとは言えない。

だが野球人気を巨人が支えていたのも事実。
他球団が巨人の役割を担えるのだろうか。
巨人の人気低下は野球全体に影響するだろう。

むしろ今まで野球に偏りすぎていたのではないか。
米国ですら野球は人気スポーツの一つに過ぎない。
同程度の人気を持つスポーツが他にいくつもある。

日本では野球に勝てるのは五輪くらいのもの。
マスコミ報道もプロ野球と高校野球が突出していた。
そう考えると悪い流れではないかのも知れない。

野球は人気を取り戻すための努力をすればいいのだから。
かえって質が上がる可能性の方が高い。
人気にあぐらをかいているようでさらに落ちていく。

2014年追伸

現在は中継自体が激減、中継されない試合の方が多い。

ウェブ上の三流企業? 5月20日

様々なウェブサービス、ビジネスが発達しつつある。
その中にある特徴を持つものがある。
OSやブラウザを指定してくること。
windowsもしくはMSIE以外は非対応ですと。

サービスを提供する側がしてくる。
これは寡占化を助長する以外の何者でもない。
ブラウザなどせっかくIE寡占から脱しつつあるのに。

寡占化がもたらす弊害を知らないとしか考えられない。
これはビジネスをするものとしてまさに三流の証。
ウェブやビジネスに対する精神の表れだからだ。
だから業者の質を判断する分かりやすい目安にもなる。

腐敗は当然?社保庁 5月30日

責任は誰にあるのか?

以前から腐敗が指摘されていた。
だがずっと放置されていた。
今回新たに不正が発覚。だが驚くに値しない。
おそらくこれも氷山の一角であろう。

このような組織は腐敗して当たり前だからだ。
なのになぜそれが是正されないのか。
直接の害が見えにくいからだ。

JRなど交通機関は怠慢が事故につながる。
事故で死者が出れば人殺しと罵倒される。
耐震偽装事件も直接の被害者が出た。
だから世間からきびしく糾弾される。

だが社保庁の業務には業務上過失致死等ない。
不正をしても直接の被害者は出てこない。
そのかわり間接的な被害が社会全体に及ぶ。
それだけに実害が感じにくい。

この条件下で腐敗の温床にならない訳がない。
社保庁に限らない。似た環境にあれば必ず起きる。
ぬるま湯の環境下で腐敗が起きないとしたら奇跡?。
それが人間社会の実態であり現実。

世界では国連が腐敗の温床になっている。
ずっと以前から腐敗の告発が噴出している。
だが国連の抜本改革は誰にもできない。
国連の実態はその理念とは程遠いの現実だ。