旧身体美学ブログ アーカイブFhysical Aesthetics

2006年4月

超エリート永田議員 4月1日

民主党の迷走については先月上旬話題にした。
しかしその後も迷走は続く。
発端を作った永田議員はその後も恥の上塗りを重ねる。
その盲目ぶりはいかんともしがたい。

駄々っ子のように悪あがきしては事態をこじらせる。
病院に逃げ込む、謝罪会見で自分を正当化する。
一人であらゆる醜態を見せてくれた。
氏を糾弾したい訳ではない。

筆者がいいたいのは、氏が超エリートであること。
東大→大蔵省(現財務省)という輝かしい経歴。
本来誰よりも頭がいいはず。

汚職事件ではない。
動機自体は純粋に正義だったであろう。
だがこれだけ判断能力のなさをさらした。

これは汚職政治家よりも危うい。
若気のいたりですむ段階を超えている。
政治の現実は動機より結果である。

いくら誠実に仕事しても結果が悪ければ無意味。
国を滅ぼしてしまう。
悪徳でも結果がよければその方がはるかにまし。

はっきり言ってまったく政治家に向いていない。
二度と戻ってきてはいけない。
学歴を生かしてできる仕事がいっぱいあるはずだ。

2014年追伸

永田氏は政界を去った後自殺。
今となってはご冥福をお祈りします。

堀江氏と永田氏 4月2日

堀江貴文氏と同世代なのは偶然とは思えない。
二人とも秀才であり、似た体質を感じる。
ある意味確かに時代の寵児、代表かも。
永田氏は逮捕された訳ではないが。

自分を、人間を過信していると感じる。
自分に自信を持つことも必要だが。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
筆者的に表現すれば人間の愚かさを知らないと。

荒井将敬氏、中島洋次郎氏が頭に浮かぶ。
この二人も若きエリートとしてさっそうと政界入り。
情熱、意欲に燃えていた。

だが二人ともすでにこの世の人ではない。
汚職事件、容疑が原因で二人とも若くして自殺。
荒井氏は「人間を信じている」と信念を語っていた。

二人はなぜ死を選んだのか。
現実と理想の違いに絶望したと想像している。

荒川静香美人論 4月4日

今も続く荒川選手の人気。
そんな世相の中で出てきました美人論。
> 産經新聞の真相深層というコーナー。

内面の輝き人々を魅了、と大見出し。
練習で培った自信オーラに、と小見出し。
内容はそれで予想がつく。実際ほぼ予想通り。
ようするに結論はいつもの精神論。

筆者は金メダルの後光を放つと書いた。
最も現実的な捉え方と考えているからだ。

五輪前は安藤美姫選手が一番注目されていた。
もし荒川選手がメダルを手にしていなかったら?。
五輪前と何も変わらなかっただろう。

世界選手権で優勝したときだって注目度は低かった。
荒川選手のオーラは五輪前から出ていた。
それがライバルにプレッシャーを与えた。

結果が出てから、荒川選手は美しい?。
だったらなぜ最初からその美に注目しないのか。
筆者が金メダルの後光と表現する所以でもある。

といって産經新聞を責めるつもりはない。
荒川、村主を二の次にしていたのはマスコミ全体。
ようするに美の基準などまったく知らないのだ。
出てくるのはいつもどおりの精神論。

例えばシャラポワ選手を「ロシアの妖精」という。
これは日本のマスコミだけ、ロシアではない。
問題は無関係のようでも底でつながっている。

奇妙な美意識CM 4月10日

数ヶ月前から目についていたがあほらしいので黙殺。
でも今もそのお茶のテレビCMは流れ続けている。
あまり続くので捨て置けなくなった。(商品名ヘルシア。)

何があほらしいかといえば、笑顔の表現である。
女性が笑いだすと、すばやく手で口を隠すのだ。
妙な手つきで。隠すこと自体日本では珍しくない。
だがわざわざCMに使う感性には驚きだ。

制作者はエレガントだと認識しているらしい。
でなければそんな演出使うはずがない。
CMは短い時間の中に演出が凝縮されるのだから。

これは日本(あるいは東洋)でしかありえない演出だ。
欧米人には意味が分からないであろう。
あの奇妙な動作は、なんかのおまじない?。

いくら日本でも過去にCMで見た記憶はない。
CMに笑顔表現は多いが。
この感性も底でシャラポワの十頭身幻想と相通ずる。

美に関する非常に基本的なことを知らないのだ。
ただ日本文化を反映しているという点では意味がある?。
文化を映した珍品CMとして記憶される?。

ラックスにロペス 4月12日

常に基準を満たしたCMを作り続けるラックス。
最新作はジェニファー・ロペスが登場。
従来とはまたひと味違う?。

というのも彼女はおそらく七頭身未満だから。
リブ・タイラーなどと比較すると日本人に近い。
ただあくまで頭身比率だけの話。
彼女が日本人と同じということではない。

姿勢美や表情美という基準でみるとまた別。
> タイラーなどとあまり変わらない。
しっかり美の基準を満たしている。
でなければラックスが起用する訳ないのだ。

彼女はスリムでもない。
つまり美の基準はスリムかどうかでない。
美の本質を分かっているからだ。

スリムなモデルをモデル立ちさせればOK?。
そんな発想だとしたら分かっていない証拠。
そういう発想での演出は本物ではない。

見る側も見抜けなければならない。
でないと安っぽい演出が通用してしまう。
通用している限り、水準が底上げされることはない。

荒川静香CM第二弾 3月16日

爽健美茶に続くミーハー?企業はロッテ。
同社のテレビCMに五輪後初の荒川選手が登場。
フィギアスケートのコスチュームではない。
つまり選手としての姿から離れた演出。

演技の美ではなく、彼女自身の美を演出?。
ということになるだろう。
ただ演技から離れた彼女はけっこう普通の人。
やはりこれも金メダルの後光?。

活躍するスポーツ選手への注目度は確かに高い。
企業がとびつくも当然。
だが競技から離れた演出は難しい。

芸能人でもない選手に自己表現が得意な人は少ない。
過去にも苦しいCMがいくつもあった。
表情美の要素を持たない選手に表情美の演出をする。
典型的なパターンはやはり笑顔。

選手、あるいは人間として優れている人は笑顔もいい?。
はっきりいってまったく科学的でない。
美の基準を知らないから精神論で考えるのだろう。

妄言?日韓円満解決 4月21日

ありえない空虚な建前

竹島問題で初めて日本が行動を起こした。
(同島近海の海洋調査)予想どおり韓国は猛反発。
それに対して出てきた政府の方針が円満解決。

だがことの本質からして円満解決はありえない。
あるとしたら韓国の主張をすべて認めること。
すなわち竹島は韓国領だと認めること。
それ以外にありえない。

政府の姿勢は問題を先送りしようと言うこと。
ずっとこれまでしてきたように。
そう、ずっと日本はそうしてきたのだ。
本当に解決しようとすれば大事になると。

その間に韓国は実行支配の既成事実を積み重ねてきた。
軍事基地を作り、軍隊を常駐させ、ついには住民まで。
さらに世界に認めさせるために地名も韓国名に。
という段階で日本が動いた。

これ以上黙認していると本当に失ってしまう、と。
当然韓国は猛反発。
そこで日本政府が表明した言葉が円満解決。

だが正確には上記のように解決ではない。
これまで通り解決はしないで先送りしようという話。
しかしすでに先送りしてきたつけが表面化しつつある。

難事は先送りするほど解決が難しくなる。
最後は結局最悪の事態になることが多い。
竹島はもう韓国のもの?。

ホンダ&ブリジストン 4月24日

ジミヘン&ジャニス

何のことかというとF1中継時に流れる両社のCM。
ホンダのBGMはジミ・ヘンドリックス。
ブリジストンはジャニス・ジョプリン。

両者には深い共通点がある。
前者は伝説のロックギタリスト。
後者は伝説のロック歌手。
なぜ伝説かといえば両者とも夭折の天才だから。

鮮烈な煌めきを残して早々と逝った。
しかもほぼ同時代。ある意味時代の象徴でもある。
両者が両社のCMを飾るのは単なる偶然かも知れない。

だが結果的にある時代の煌めきが並んだ。
ジミヘンは代表曲「パープルヘイズ」
ただし本人の演奏、歌ではないが。

ジャニスも代表曲「サマータイム」。
こちらはまぎれもなく本人の熱唱。
一度聞いたら耳に焼き付く凄みがある。
このCMはもう何年も続いている。

やはり本物は時代を超えるのだ。
本人たちは早々と消えてしまったが。
煌めきは伝説となって生き続ける。

新局面、耐震偽装 4月28日

関係者逮捕、問題は解決に向かう?

いや解決などありえない。
いつかは決着するけど解決するのとは違う。
そもそも日本の建築業界は世界最先端にある。
当然多くの建築物が世界最高水準にある。

それでも絶対はないということが証明されただけ。
今回は規模の大きい建築物だから問題になった。
表面化しない欠陥建築は他にも多々あるはず。
それでも日本は世界最高水準にある。

つまり外国ならもっとひどいだろう。
例えば隣の韓国では営業中のデパートが崩壊した例も。
韓国はすでに先進国と言える発展を遂げていたのだが。

どんな業界、どんなシステムも絶対などありえない。
どんなに制度やシステムをいじってもだ。
必ず新たな欠陥が盲点を突いて表面化する。
端的にいって近代文明はそのくり返しなのだ。

話は飛ぶがアリの巣は驚くほど巧妙である。
中には高さ数mのアリ塚など巨大な巣を作る種がいる。
アリにとって数mは人間の数キロに該当する。
人間はまだ高さ数キロの建造物は作れない。

さらにすごいのは中の湿度や温度が安定していること。
人間の建築物は環境に負荷をたれ流して空調する。
だがアリの巣の空調はまったく自然に負荷を与えない。

もっとすごいのは巣の設計図などないこと。
設計者、元請け、下請け、現場監督もいない。
だが複雑で巧妙な巨大巣が作られる。
こうなるともはや科学で説明することはできない。
もちろん人類には絶対真似できない。